シトロエンC4ピカソのフェンダー/ドアヘリに発生した錆を部分修理
フロントフェンダー・前後ドア・リアフェンダーのヘリに錆びが発生しています。
錆の状態をチェックしていくと・・・一番酷いのは、フロントドアの下ヘリでした。裏側のゴムモールをめくると、ほぼ全域に錆びが広がっています。
この状態ですと、本来ならフロントドアは交換したい所ですが、、、オーナーさんとしては『フロントドアに大きな金額を使うのではなく、できるなら満遍なく他箇所の錆修理代金に回して、今回は右側面を一旦綺麗にしたい』とのご希望です。
オーナーさんのご要望を汲み取り、『なるべく簡易的に、部分修理で済ませる方向でいきましょう』という事になりました。
それでは先ず、フロントドアの錆修理から開始します。フロントドア裏側のゴムモールを外して、錆を落としていきます。
サビを落とした後、サビ転換剤を塗って1日乾燥させます。
翌日に足付けしてサフェーサー塗布し、塗装します。
続いて、リアバンパーを外してリアフェンダーの錆修理を行おうとした所・・・リアバンパーの取付ボルトが、錆びで固着していて回す事ができませんでした。。。
無理をするとボルトが折れてしまいそうなので・・・リアバンパーを外すのは諦めて、分解作業無しに切り替える事にしました。
リアフェンダーの他、フロントフェンダーやリアドアも同時に錆修理作業を進めていきます。関係の無い箇所に傷を付けてしまわないよう周辺を保護しながら、錆を落としていきます。
錆びで鉄板が崩れている箇所はメッシュで塞ぎます。錆を落とした後、パテ整形します。
部分塗装した後、磨きをかけて完成となります。
施工依頼ありがとうございました。