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ハイエーススーパーロングの朽ちた荷室フロア/フレームを新品交換修理

2025年9月1日
トヨタハイエースバン200系スーパーロングハイルーフの『荷室に乗ると床(フロア)が柔らかく、抜けてしまいそうな気持ち悪さがあるので、なんとかならないか?』という事で、荷室フロアの修理ご依頼を承りました。

ハイエーススーパーロングハイルーフでは「荷室フロアのリヤゲート付近やタイヤハウス横にサビ穴が空きやすい」のはよく聞く症状です。

車両を確認すると、こちらの車両もサビ腐食が酷く・・・通常フロアの上から鉄板が糊付けビス打ちされておりました。

その鉄板を剥いで、まず下見します。



床(フロア)のサビ腐食状態がかなり酷く半分朽ちているような状態なので、修理というより作り直す必要があります。

その床(フロア)をどうやって作ろうか?考えながら、ちょっとトヨタに部品の確認をしてみた所・・・同様の症状はとても多いらしく、メーカーで荷室フロアを提供しているという事が判りましたので、新品に張り替えます。

方法が決まったので、現状の荷室フロアを剥がしていきます。



荷室フロアを剥がすと・・・フロアフレームが後方側から3本朽ちていて、強固なはずのフレームがしなります。



その為、この部品もトヨタに確認した所・・・フロアフレームも提供しているとの事でしたので、新品を取り寄せて交換しました。



そして新品フロアを載せていきます。



作業を進めていると・・・オーナーさんがキャンピングシートを持参され『キャンピングシートを付けて欲しい』という事なので、取り付けます。



フロアの仕上げには「防音シート」と「ラプターライナーのアンダーコートグラビテックス」を内側に施工して、防音・防振・防錆の効果も出すようにしました。



最後に下回り側にもアンダーコートグラビテックスを塗布して、修理完成です。

施工依頼ありがとうございました。