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GK系フィット左右リアフェンダー錆修理&追加防錆対策で延命処置

2025年12月8日
ホンダGK系フィットが入庫です。

全体的にとても綺麗な車両ですが、
  1. リアフェンダーアーチの縁に沿って錆がブチブチ浮き出てきていて、見た目が良くない
  2. リアフェンダーの下角(サイドステップと交わる部分)が、錆で塗装が浮いてきている
  3. もう数年乗り続けたい
という事で、錆修理&延命処置ご依頼をいただきました。



GK系フィットは、フェンダーアーチの縁が他メーカー・車種と違い1枚鉄板で、インナーとはフェンダーの途中から接合されています。

また、この型式から旧フィットには無かった布製フェンダーライナーも付いて防錆対策がなされてます。

それでも北海道の冬は、今回のようにボディが錆で蝕まれてしまいます。



右リアフェンダーはそうでもないのですが、左リアフェンダーの下角は大きな浮き錆が見られますので、塗膜を削ってみた所・・・穴が空いていました。

予想していなかったサイドステップの底面にも穴が空いていましたので・・・これらの箇所は鉄板当て溶接します。



右リアフェンダーの縁も錆を落としていきます。



左右共にパテで整形して塗装します。



錆がフェンダーアーチの縁に発生したお車は、錆修理してもまたすぐに錆が再発する傾向にあります。

今回は「下処理での防錆処理」や「塗装によるクリアコート」もしましたが、追加の防錆対策として「フェンダーアーチの縁までをアンダーコート」しておきます。

フェンダーライナーのスレ跡から鉄板の地肌が出ていた箇所や、インナーとの接合部なども、念入りにアンダーコートして延命処置を施しました。



この施工で、少しでも綺麗な状態で長く車に乗れる事を願っています。

施工依頼ありがとうございました。