新車スラクストン400のタンク傷をタッチアップ補修と磨きで修理
こちらのバイクは新型スラクストン400で、納車されて間もない新車との事です。
車庫にバイクをしまっている際、ジャケットのジッパーがタンクに当たって、何本かに分かれた曲線的な傷がついてしまったようです。

一見すると擦り傷のようにも見えますが、実際に確認してみると・・・かなり深く入ったガリ傷で、タンク側面は特に傷が深い状態です。

修理方法としては、大きく2つの選択肢があります。
- タンクを車体から脱着して、傷を板金塗装し、元通りにする方法
- 傷の部分にタッチアップ補修を施し、その後に磨きを入れて、できる限り目立たなくする方法
今回は、「2.」の方法で施工する事になりました。
ただし、「2.」の方法にはひとつ条件がありまして・・・傷部分の塗装がどのような状態なのか?クリア塗装の厚みがどの程度残っているのか?は実際に施工してみなければ分からない為、傷の深さによっては、途中で下色が出てしまったり、思ったように仕上がらない可能性があります。その場合は、最終的にタンクの板金塗装が必要になる事もあります。
そのリスクもしっかりご説明したうえで、オーナー様よりご了承・施工ご依頼いただきました。
そして何より嬉しかったのが、オーナー様からのひと言でした。『以前施工してもらった時の仕上がりで信頼しているから、ここでできなかったら他でも難しいと思う。その時は仕方ないさ』と言っていただきました。
納車されて間もないオーナー様の大切なバイクですので、できるだけ傷が気にならない状態まで持っていけるよう慎重に施工いたします。
まずは、車体を養生して、傷周りをマスキングします。そして、傷部分にボディーカラーをタッチアップします。

タッチアップした塗料を乾燥させてから、ボディ表面からハミ出た塗料を削り、更にタッチアップの塗料を乗せます。

再度、ボディ表面からハミ出た塗料を削って平らにします。
これ以上削るのは怖いので・・・ここからは磨きで傷を消していきます。

小さなクレーターが少し残りましたが、修理完了です。
仕上げたタンクをオーナー様に確認してもらいまして、『想像以上に傷が消えた』と大変喜んでいただけました。良かったです。
施工依頼ありがとうございました。













