ZX55URにチルトローテーターX07とマルチグラップルMG20を取付け
2021年2月2日
ベースマシン日立建機ZX55UR(5.5t)にチルトローテーターX07(グリッパー付)とマルチ(木材)グラップルMG20-S40を取付け動作の様子です。先端重量
チルトローテーターX07(205㎏)、オプションのグリッパー(60㎏)、マルチ(木材)グラップル MG20(180㎏)なります。取り付ける油圧ショベルの機体重量を考慮し、チルトローテーターの脱着を可能にするクイックカプラーやオプションのグリッパーの取付を行うか又は、機体のウエイトアップを図るなど検討する必要があります。
◎今回の取付機種
油圧ショベル : 日立建機ZX55UR
- チルトローテーター X07、205㎏
- オプション : グリッパー、60㎏
- マルチ(木材)グラップル MG20-S40,開口幅1,357mm、180㎏
今回はチルトローテーターは直接油圧ショベル接続するタイプとし、チルトローテーターにマルチグラップルなど油圧アタッチメントの接続は手動タイプとしています。油圧配管を自動で行うSQタイプもあります。
チルトローテーターへの油圧配管接続方法(手動タイプ)
チルトローテーターに接続ポートがついていますのでこちらに接続します。油圧ホースにワンタッチカプラーを取り付けると脱着に時間を要しません。
※写真は油圧ホースにワンタッチカプラーを別途取付けています。
【取付完了】
マルチ(木材)グラップルの可動域
マルチ(木材)グラップルMG20-S40は油圧ショベル3〜6t用ですが開口幅1,357mmと広く、堅牢でシンプルな構造です。
STEELWRIST製チルトローテーターは360度旋回、45度左右チルト、油圧ワンタッチが標準仕様で、オプションによりグリッパー(内蔵型グラップル)、自動油圧配管システム(SQ)、チルトローテーター脱着のための油圧ワンタッチなどを現場や予算に合わせてカスタマイズが可能となっておりマシンコントロールの対応も進んでおり進化し続けています。
また多様な専用アタッチメントもご用意しております。
当社では、スウェーデン STEEL WRIST社の日本代理店として、各商品機種のセッティングからメンテナンスまで行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
