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長期レンタル契約チルトローテーターX12を軌陸仕様コマツPC78uuに取り付け

2020年1月11日
長期レンタル契約して頂いた兵庫県の現場に0.25m3(7t)クラス用のチルトローテーターX12の取付け・セッティング作業を行ってきました。
今回は軌陸仕様の特殊油圧ショベルの為、取り付け・セッティング作業に12時間要し難航しましたがお客様のご協力も頂き、お約束の1日で作業を終えました。




【レンタル内容】

  • レンタル期間 : 16カ月
  • 物件 : チルトローテーター(X12) 1台、普通バケット (DB6T-45)幅w700mm平爪仕様 1台
  • 取付機種 : コマツ PC78uu
  • チルトローテーターの接続 : 1系統片側配管(2本ホース仕様)
  • チルトローテーターの操作 : ジョイスティクXコントロールでの操作


今回納品したチルトローテーターX12は油圧ショベルの先端に直接取付けるタイプDF(ダイレクトフィット)としています。


チルトローテーターを簡単に脱着可能な専用の油圧ワンタッチ(クイックカプラー)を付けて接続する方法もありますがこの場合は、油圧ワンタッチ用の配管が必要となります。先端重量も重くなりますので、チルトローテーターの使用形態に合わせて必要の有無を決定する必要があります。
油圧ワンタッチ(クイックカプラー)の詳細についてはこちらをご覧ください。

チルトローテーターを油圧ショベルと接続する方法について <油圧ワンタッチの必要性>


チルトローテーターの使用に際して「油圧ショベルの配管は何本必要か」とのご質問が一番多いです。接続には2種類の接続方法がありそれぞれメリットとデメリットがあります。


1系統片側配管(2本ホース仕様)

推奨する接続方法で油圧ショベルの配管は油圧ブレーカーを使用できる配管が備わっていれば接続し、使用できます。

メリット
ジョイスティクXコントロールでの操作(両手指先操作)が可能で、回転&チルトなど、一度に同時作業(復動作業)が可能となります。

デメリット
チルトローテーターの制御システムが必要で設定費用がかかる。「ジョイスティクXコントロール」は防水加工されていない為、(ミニショベルのようにキャビンが無いなど)雨水の晒される環境下での使用は出来ない。


2系統配管(4本ホース仕様)

コントロールシステム「ジョイスティクXコントロール」の使用は不可となり、基本は、油圧ショベルに備え付け足ペダルでの操作となります。

メリット
「ジョイスティクXコントロール」「チルトローテーターの制御システム」が不要で、導入費が安価です。ミニショベルのようにキャビンが無いなど雨水などに晒される恐れがある環境下でも使用が可能です。

デメリット
一度に同時作業(復動作業)はできず、基本は足ペダルの操作のみとなります。このため滑らかな動作ができません。

チルトローテーターを油圧ショベルへ取り付け使用する際に必要な配管方法について


弊社ではチルトローテーターの販売、レンタルを全国で行っております。取付け、設定、使用説明等について弊社メカニックがお伺いし対応致します。