正しいチゼルを購入したい方のための油圧ブレーカー型式確認方法
ブレーカーチゼルの止め部分切り欠きなどの形状はブレーカー型式毎に違っています。同じメーカーの製品でも型式が違うと使用するチゼルも違う、という事も珍しくありません。
ただ、今までの経験上、『油圧ブレーカー本体の型式がわからない』とお困りの方は案外多いです。長年使用し続ける事で塗装が剥がれたり、コーションプレートの貼り付け場所もそれぞれ異なるので確認できない、そもそもコーションプレート自体が外れてなくなっているかもしれないなどなど。
今回は『正しいチゼルを購入したい。でも型式がわからない』という方のために確認方法をご紹介します。
1.油圧ブレーカー本体のコーションブレートを探す
コーションプレートは大抵バックホウとの取付部ピン近くにあるケースが多いです。また、鉄板コーションプレート以外にも打刻(打ち込み)で型式や製造番号が残っている場合もあります。
2.付属しているチゼルの直径や長さを測る
使用し続けたチゼルの全長は確認しにくい部分ですが、チゼル径(直径)は計測しやすい部分になります。この情報である程度絞り込む事が出来る場合もあります。
3.チゼルを本体から外し打刻での情報が無いかを確認してみる
チゼルを本体から外し、切り欠き部分を確認してみてください。チゼル製造メーカーによっては対応型式が打刻されている場合もあります。
※当社で販売しているブレーカーチゼルは原則型式打刻がされています。
4.上記1〜3でも型式がわからない場合
このような場合は現物(使用済みチゼル)を送っていただき、切り欠き形状や寸法確認にて適合機種を調べる事も可能です。
ブレーカーチゼルでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。