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チルトローテーターのジョイスティック操作について多い質問まとめ

2021年5月14日
STEELWRISTチルトローテーター(360度旋回、左右チルト)を油圧ショベルへ取り付け使用する際には『2系統配管(4本ホース仕様)』で接続しペダルで操作するタイプと『1系統片側配管(2本ホース仕様)』で接続しジョイスティック(左右指先)で操作するタイプの2つの方法があります。

このメリット/デメリットについてはチルトローテーターを油圧ショベルへ取り付け使用する際に必要な配管方法についてをご覧下さい。

複数の操作が同時に行え操作性に優れたジョイスティック(左右指先)で操作するタイプが大方を占めています。これは上記に述べた通り油圧ショベル側に『1系統片側配管(2本ホース仕様)』となっていれば取付・使用が可能です。※油圧・油量オプション1 (最大油圧 35Mpa・最大油量 200ℓ/min)を必要とする場合は回路が別となっているので、『2系統配管(4本ホース仕様)』が必要です。

油圧・油量オプションの詳細についてはチルトローテーター接続アタッチメント用の「油圧・油量オプション」と「集中給脂システム」についてをご覧下さい。


チルトローテーター(XCG2) 専用ジョイスティック 操作ボタン/ローラー割当表


CAN: 制御信号の規格.Controller Area Networkの略語。チルトローテータ専用のECU(モジュール)と通信する。
S1, S2, S3, S4, S5 はボタン。S1, S5 はCAN信号を送出。S2, S3, S4 はアナログ信号(ON/OFF)で外部へ直接電気結線する(例:ホーン)。
R1, R2 はローラー。チルトローテータ取外し時に外部装置へ信号送出可能なローラーは右ジョイスティックのR1のみ。


ここではジョイスティックの操作について、質問の多いものを取りまとめました

Q.チルトローテーターの操作以外に、例えばグラップルや振動コンパクター、ブレーカーなどの油圧アタッチメントを使用する場合の操作はどのように行うのか?
A.ジョイスティックにそれらの操作を割り当てるスイッチがありますので、すべて左右の指先でコントロールします。


Q.油圧ショベルの純正レバーも指先操作となっているが、これを利用してチルト/旋回をさせることはできないのか?
A.チルトローテーター専用(Xコントローラー対応)ジョイスティックに交換する必要があります。

Q.チルトローテーターに装着するバケットなどアタッチメントの脱着もジョイスティックで行うのか?
A.専用に取り付けるカプラースイッチとジョイスティック、ペダルの操作で行います。
詳しくはジョイスティク仕様チルトローテーターからバケットを取り外す手順をご覧下さい。


Q.油圧ショベルの走行をジョイスティックで操作することは可能か?
A.オプションのトラックステアリングバルブと別途工賃となりますが操作は可能となります。但し、Xコントロールのインストールが必要となるため後付けは不可です。ホイール式の公道での操作は日本国内に於いては認められていません。


Q.操作ボタンの割り当て変更は可能か?
A.可能です。詳しくは以下をご覧ください。