ウレタンエッジの切断加工・穴あけ加工に適している工具について
タイヤショベルのバケット先端に取り付け可能なウレタンエッジ(ウレタン素材のカッティングエッジ)には、多くのサイズがあります。
- 厚さと幅については、エッジとして活用するにあたりもっとも使いやすい寸法の「厚さ30㎜×幅200㎜」でサイズ固定となっています。
- 長さについては、「長さ670㎜、720㎜、800㎜、850㎜、870㎜、1000㎜、1080㎜、1700㎜、1850㎜、2000㎜」の計10種類となります。
取り付けるベースマシン(タイヤショベル)によって最も使いやすい長さをお選びいただく形となりますが、長さを調整したい場合は、ウレタン素材のため切断加工が可能です。
(※)ウレタンエッジの切断加工や穴あけ加工は、当社ではご対応していない為、お客様ご自身で加工していただく必要があります。
切断加工や穴あけ加工については、これでなくてなならないという工具はありませんので、あくまで参考となりますが、「加工に適していると考える工具」を以下にご紹介します。
切断加工には...
「丸のこ」や「糸鋸」が適していると考えます。
尚、お客様から実際にお聞きした話では、「高速カッター」や「ディスクグラインダー」は切断加工に不向きとの事です。
「高速カッター」や「ディスクグラインダー」は、切断刃に砥石を使用する為、切断時の摩擦力が大きく、その摩擦熱によりウレタンエッジの切断面が溶解・変形してしまい、上手く切断できないという状況が頻発するようです。
穴あけ加工には...
「ホールソー」または、希望寸法に近い径の「ドリル」が適していると考えます。
ウレタンエッジは、その利便性から年々ご注文が多くなっています。
工場など火気厳禁場所での防爆対策品として!ロードライン保護などの路面保護対策品として!ご活用ください。