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ボルトナットの「希望規格(長さ)が無い物」「締め付け強化」について

2024年6月20日
本日お客様よりボルトナットについてご相談をいただきました。
「長さを間違えてボルト頼んでしまった、短い物に交換できないか?」という内容です。



販売しているボルトナットについては一定の規格にて種類を取り揃えていますが、時折規格品よりも長い、または短い物の問い合わせがございます。
ボルトナットについては昔から製造されており、大抵のサイズは既に入手可能な状況です。
要望のボルトナットが入手困難な場合、ボルト自体の強度や耐久性能、需要性を考慮して自然淘汰のように製作されなくなってしまったと考える必要があります。

お客様からのご相談に対する回答として、「締付後、ボルトがナットから飛び出す部分については切るのはいかがでしょうか?」と申し上げたところ、そのようにボルト部分を切断して使用する、という事で対応することとなりました。
今回は回答前に既製品リストを確認したところ、希望長さが無いためこのような話をさせていただきました。

併せて同じお客様から「ボルトナットを締め付けしてもいつの間にか緩んでしまっている」というお話しも受けました。
当社でも機械出荷時に緩ませる必要が極端に少ない部分のボルトナットについてはボルト用接着剤を使用するケースがあります。この接着材についてはボルトネジ部に塗布し、そのまま締め付ける事で数分の内に固まり、締め付けを強化します。
この接着剤を使用したナットを外す時はバーナートーチ等でナットに加熱すると内部の接着剤成分が溶け通常通り緩められます。
お客様へお伝えすると早速ネットで探してみる、という事で電話を置きました。


ボルトに関するあれこれお気軽にご相談ください。