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当社のバケットピン交換式アタッチメントは取付建機変更にも柔軟対応

2025年11月19日
当社で販売しているアタッチメントは、バックホウとの連結部となるバケットピンを機種に合わせた仕様へ変更でき、メーカーごとに異なるピン径にも対応可能です。
これにより、お客様へお届けしたアタッチメントは納品後すぐに使用でき、また、取付建機が変更になった場合でも、少額の費用で同じアタッチメントを継続してご利用いただけます。



このピンブッシュ交換式のメリットは、上記のように取付建機の変更にも柔軟に対応できる高い汎用性です。
一方のデメリットとしては、取付建機の純正バケットピンが使用できない点が挙げられます。

このような特徴を持つピンブッシュ交換式ですが、お客様からよく次のようなご質問をいただきます。

「新たに機械を購入したが、バケットの太さが違うため、そのまま使っている。問題はないか?」

詳しくお話を伺うと、以下の写真のような状況です。

▽ ブッシュとピンのサイズが合致している(正)


▽ ブッシュとピンのサイズが合致していない(誤)


写真は、ピン径が 10mm 異なるピンをブッシュに通した状態です。
ご覧のとおり大きな隙間が生じ、実際に使用するとアタッチメントは上下に大きく揺れ、非常に不安定になります。
さらに揺れだけでなく、長期使用によりピン側・ブッシュ側の双方に偏摩耗が発生します。
状況によっては、ピンの折損やブッシュの破損につながる可能性もあります。

このような理由から、お客様のご質問への回答は、

「ごく短時間であっても、径の合っていないピンを使用してはいけません。」

となります。

ピンの購入費用は発生してしまいますが、誤った使用を続けることで、結果として大きな修理費用がかかるケースは少なくありません。

ピンブッシュの構造やお客様の状況、個別のケースに応じたご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。