バックホウアタッチメント「リフマグ」、分電盤の特注販売
2015年12月24日
リフマグと言っても24V式のマグネットの場合は、バックホウのバッテリーから電源を取れるため簡単に利用できます。しかし、電圧が非常に低いため鉄くずの吸着量にも限度があり、補助作業的に使用する場合に利用に限られてきます。220V式のマグネットになると吸着量は24V式の5倍以上となりますが、発電機が必要となります。発電機は振動に非常に弱いためバックホウに載せるには防振仕様とする必要があります。バックホウの油圧から取る小型の油圧発電機もありますが、油圧ポンプをの取り付けなどが必要となるためこれだけで200万位かかってしまいます。ご提案は、通常の9.9KVA発電機を動力源とする、交流から直流に変換する分電盤を製作しました。これをバックホウに搭載することで簡易的に220Vマグネットが利用できるようにしました。危険防止で一定以下に電圧が低下するとブザー音が鳴り、操作する運転手は作業中でも電圧計で確認できます。
これにより、メーカー、機種問わず標準バックホウで利用可能となりました。
鉄くずを扱う専門業者であれば、専用機を用意していますが、建設・建築屋はなかなか専用機を持っているところはないため、簡単に利用でき費用も抑えられていいかと思います。
ちなみに、マグネット上部に油圧発電機内蔵型のマグネットはありますが振動に弱いため、
コンクリート殻や鉄くずの山をマグネットでかき寄せながら行う作業には向いていません。
これであれば心置きなく作業ができますね。キャプタイヤが少々邪魔ですが。
詳細はお問合せください。
