建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

購入アタッチメントの「お受け取りご準備」と「本作業前確認点」について

2019年9月18日
当社では日々、様々なアタッチメントの「お問い合わせ」や「ご注文」をいただいております。

お問い合わせに関しては、「アタッチメントの性能に関するご質問・ご相談」や「取り付け油圧ショベル(バックホウ)の適合確認」や「価格」や「納期」など、多岐に渡ります。

ご注文をお受けするに至っては、お客様に十分なご検討をいただき、ご納得いただいた上で、「ご入金」および「注文書への押印」をしていただいております。

基本的には『当社へのお振込や、発注書の返信をしていただいた段階で、アタッチメントご購入までのステップが8割方完了する』流れとなっております。



ご購入いただいたアタッチメントにつきましては、より円滑に現場へ持ち込んでご使用いただけるよう、『製品のお受け取りご準備』と『初回動作トラブル回避のための本作業前確認』をお願いしております。



1.配送製品のお受け取りご準備について

当社では、より早く・より安くお客様の元へ製品をお届けできるよう、ご購入いただいたアタッチメントの「大きさ」や「重量」で配送手段を選んでいます。

製品のお受け取りに際しましては、配送手段に応じて、下記のご準備をお願いいたします。


●「混載(パレット)便」にてお送りする場合は、
配送先住所にて、『フォークリフト』または『それに準ずる積卸し機械』のご用意が必要となります。

もし、フォークリフトをお持ちでない方は、配送先を「フォークリフトを保有している場所へ変更していただく」か「配送会社の店渡し」にてご検討ください。

●「鉄道コンテナ便」にてお送りする場合は、
お申し出の無い場合は、コンテナヤードでのお引渡しとなります。

コンテナヤードから現場までの配送については、お客様が手配された車両等で製品の移動をお願いいたします。

この方法でお引渡しすることで、「各地域での配送価格相場」にて運ぶことができるため、コスト低減につながります。


2.油圧作動するアタッチメントについて

取り付け油圧ショベル(バックホウ)と油圧ホースで接続して動かす、油圧作動するアタッチメントについては、取り付け油圧ショベル(バックホウ)から送る『作動油の油圧・油量』の「確認」および「再設定」を行ってください。
 
アタッチメントはそれぞれ、送るべき油圧・油量の適正値が決まっています。

誤って過度な油圧・油量で送ってしまうと「破損」してしまい、誤って過小な油圧・油量で送ってしまうと「動作しない」などのトラブルが起きてしまいます。


3.取り付け油圧ショベル(バックホウ)への装着について

ご購入いただいたアタッチメントを取り付け油圧ショベル(バックホウ)に装着する際、「油圧ホースで接続して動かすアタッチメント」の場合は、下記の点が重要となります。


接続部の口金仕様・規格が合っているか?ご確認ください。
手回しで「5周」締め付けができないものは、仕様・規格が適合していない証拠となります。

仕様・規格が適合していない場合、ネジ山の破損に繋がりますので、変換アダプターを用意するなど対策をしてください。

接続部に異物(砂やゴミなど)が入らないように注意してください。
口金部分は、必ず、異物を除去した状態で接続してください。

アタッチメント本体から出ている油圧ホースはすべて繋いでください。
油圧ホースを繋ぐ箇所が不明な場合は、ご相談ください。

装着後すぐに作業はせず、アタッチメントを動かし、無負荷の状態でテスト動作をしてください。
テスト動作後に、再度、「取り付けボルト」や「バケットピン」の『緩みや異音がないか?』をチェックしてください。


上記の “赤文字部分” を本作業前に行っていただけると、初回動作トラブルの多くは回避できます。

上記以外の注意事項など気になる点がございましたら、お気軽にご連絡・ご確認ください。