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木くずの処理施設で有効!スクリーンが波打ち遊動するスケルトンバケット

2020年4月24日
木くずの処理施設では、伐採材を受け入れしている施設が多くあります。搬入時に伐根や伐枝などに土砂が付着してることも多くこれに苦慮しているというお話しを多く聞きます。

「堆積保管後に破砕機にかける前処理として小割をし、土砂とのふるい分けをする際に付着している土は粘性が多く、スクリーン(ふるい目)に土砂が詰まり現状の作業方法では効率が低いためどうにかしたい。」、「土砂の混入は破砕機のシュレッダー刃の損耗を早めメンテナンスコストがかかる以外にも破砕効率が低下する。破砕後の商品価値にも影響を与えてしまう。」というものや、「破砕後のチップ材をふるい分け、数種類の規格サイズに分別したい。」といった内容です。

ウォークスケルトンバケットは、木くずの処理施設で有効です。




ふるい効率が高い!スクリーンが波打ち遊動する

ふるい落とすにはふるう物質がバケット内部で遊動することが条件となります。
遊動するには徐礫バケットのような比較的容積が大きく移動距離が長いものが理想ですが、振る動作が前後で一定であるため材料の含水比が高いとスクリーン(網目)に付着し、目詰まりを起こしてしまいます。
これはスクリーンバケット(トロンメル)にも同様のことが言えます。

このウォークスケルトンバケットはこれらを改善すべく新たな特許技術としてバケット底部のスクリーン部分を波打たせ、この不規則な動きにより問題の解決を図っています。
又、スクリーン部はφ30mmの丸棒を使用し、土砂の付着を極力抑え滑り落ちやすくしています。




粒度調整可能!ふるう材質によりスクリーン(網目)を変更

ふるう物質の状態(土砂付着量や含水比など)により、ふるう粒度を変えることが可能です。又、破砕後の商品サイズを数種類に分けたい場合にもこのバケット1台で作業を行えます。



このウォークスケルトンバケットは、バケットサイドからΦ30mmのスクリーンバーを挿入し簡単に粒度の調整ができるようにしています。粒度縦目は30mm、80mm、130mm(1本飛ばしで80mm、2本飛ばしで130mmとなります)

この他、オプションの網(20mm、30mm、40mm、50mm)や、格子(22mm、44mm)をご用意しております。