CAT308CR-07にスチールリストチルトローテーターX12を取り付け
今回はお客様のご希望により、現在取付使用している機械式クイックワンタッチカプラーに取付けを行ってきました。油圧ブレーカーなどのアタッチメントを使用する際にチルトローテーターなどを脱着し易いためで先日ZX145W-3の取付けのお客様も同様の取付けを希望されました。チルトローテーターを脱着するための専用の油圧ワンタッチカプラーは高さが低く設定され、油圧ワンタッチで作業性には優れますがどのチルトローテーターメーカーもそうですが、チルトローテーターを外して油圧ブレーカーなどを装着する際にはこのアタッチメント(油圧ブレーカーなど)の取付ブラケットは専用の寸法でなくてはならず油圧配管も別途必要になります。このため腕が20㎝前後長くなりますが、お客様の利用形態によっては利点は大いにあるかと思います。
◎今回の取付機種
油圧ショベル : CAT308CR-07
◎納品
【チルトローテーター STEELWRIST製 X12 DF/S50】
・オプション : グリッパー
・標準バケット DB6T-S50、(w700mm,ツース×5)
・グレーディング(法面)バケット GB6-S50、(w1300mm)
取り付け・セッティング作業
作業は3日間となります。
動作確認
弊社メカニックが最終日に1時間ほど取り扱い説明のレクチャーを行います。実際にお客様に操作して頂きながらレクチャーを行います。整備方法など疑問点は何でもお聞き下さい。
STEELWRIST製チルトローテーターは360度旋回、左右チルト、油圧ワンタッチが標準仕様で、オプションによりグリッパー(内蔵型グラップル)、自動油圧配管システム(SQ)、チルトローテーター脱着のための油圧ワンタッチ、ジョイスティックでの走行を可能にするバルブ(クローラー限定)などを現場や予算に合わせてカスタマイズが可能となっています。また多様な専用アタッチメントもご用意しております。
当社では、スウェーデン STEEL WRIST社の日本代理店として、各商品機種のセッティングからメンテナンスまで行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
(※2023年10月23日 追記)
後付けで、機械制御システム(マシンコントロール、マシンガイダンス)の連動を可能とする「ゲートウエイ」の取付・設定を行いました。
CAT308CR-07取付チルトローテーターに機械制御システムを後付け
(※2022年9月13日 追記)
2台目のスチールリストチルトローテーターを導入頂きました。
CAT315にSTEELWRISTチルトローテーターX18(グリッパー付)取付