CAT315にSTEELWRISTチルトローテーターX18(グリッパー付)取付
昨年CAT308CR-07にX12(グリッパー付)を導入頂いたお客様で、それに次ぐ2台目の導入となります。
CAT308CR-07にスチールリストチルトローテーターX12を取り付け
前回同様にご希望により、機械式クイックワンタッチカプラーに取付けを行いました。
油圧ブレーカーや岩盤掘削など振動を与える作業はチルトローテーターの損耗や破損の原因となることから、メーカーとして使用不可とされています。高さの低いチルトローテーター専用の油圧ワンタッチも販売しておりますが、この難点はチルトローテーターを外した場合でも専用のブラケット寸法でなければバケットなどアタッチメント類を取り付けることができず、別途配管も必要に点にあります。現在持っている油圧ブレーカー等を使用するにはブラケットの改造が必要となってきます。アームが長くなり先端重量が増すのがデメリットではありますが、お客様にとってはこの方が使い勝手が良いようです。
◎今回の取付機種
油圧ショベル : CAT315
◎納品
【チルトローテーター STEELWRIST製 X18 DF/S60】
・オプション : グリッパー、集中給脂システム
・標準バケット DB13T-S60、(w900mm,ツース×5)
・グレーディング(法面)バケット GB12-S60、(w1500mm)
・幅狭(ケーブル)バケット CB12-S60、(w400mm)
取り付け・セッティング作業
作業は3日間となります。
動作確認
弊社メカニックが最終日に1時間ほど取り扱い説明のレクチャーを行います。実際にお客様に操作して頂きながらレクチャーを行います。整備方法など疑問点は何でもお聞き下さい。
STEELWRIST製チルトローテーターは360度旋回、左右チルト、油圧ワンタッチが標準仕様で、オプションによりグリッパー(内蔵型グラップル)、自動油圧配管システム(SQ)、チルトローテーター脱着のための油圧ワンタッチ、ジョイスティックでの走行を可能にするバルブ(クローラー限定)などを現場や予算に合わせてカスタマイズが可能となっています。また多様な専用アタッチメントもご用意しております。
最近は機械制御システム(マシンコントロール、マシンガイダンス)に連動したいというお客様も増えています。Moba(モバ)、Leica(レイカ)、Topcon(トプコン)、Trimble(トリンブル)などの市場にある主要なメーカー全てに対応可能でiDig(アイディグ)にも連携可能です。当社ではiDig(アイディグ)の販売も行っています。チルトローテーターのセッティングと併せてに取付・設定には当社の専任メカニックがお伺いします。使用するユーザーや建機メーカーにも取り扱い説明や整備方法などお伝えしその後もしっかりとサポートいたします。