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タイヤ式油圧ショベルZX125W-6にチルトローテーターX18取り付け

2021年10月30日
北海道で、タイヤ式油圧ショベルHITACHI(日立建機)ZX125W-6に「チルトローテーター X18」の取り付け・セッティング作業を行ってきました。

今年はチルトローテーターの取り扱いを始めてから一番多くのご成約を頂いており、世界的に見ても右肩上がりの市場で工場出荷に時間を要しています。最近は半導体不足で生産の進捗がさらに遅れが出ています。今年の春以降は世界経済が再び動き出しその反動で貨物量が急激に増えているにも関わらず現時点では減便のままで輸送に時間を要しております。全てが安定するのはもう少し先になりそうですので納期に余裕を持った導入計画を立てて頂ければ幸いです。

チルトローテーターは標準で360度旋回、45度左右チルト、油圧ワンタッチでバケット類の自動脱着が可能となり省人力化や、作業時間の短縮、経費削減が可能となります。機械制御システム(マシンコントロールシステム/MCS)の互換性もMoba(モバ)、Leica(レイカ)、Topcon(トプコン)、Trimble(トリンブル)などの市場にある主要なメーカー全てに対応可能で最近人気のあるiDig(アイディグ)にも連携可能です。

◎今回の取付機種

油圧ショベル : 日立建機ZX125W-6

◎納品
【チルトローテーター STEELWRIST製 X18 DF/S60,400㎏】
・オプション : 自動給脂システム
・グレーディング(法面)バケット GB14-S60(W1,500mm,560㎏)

タイヤ式油圧ショベル(ポークレン)では作業する上で機体の安定性が重要となってきます。チルトローテーターを脱着するための「クイックワンタッチカプラー」や内蔵補助フォーク「グリッパー」、自動配管「SQシステム」の選択には先端重量を十分勘案する必要があります。STEELWRIST製は機体や導入予算に合わせて機能のカスタマイズが可能です。フル装備で欲しいけど切りが無いので、使う頻度を考えて機能を選択をされている方が大方を占めます。

新車導入に合わせてのチルトローテーターの導入ではメーカー標準バケットが必要無くなるので、メーカーにお願いをしてチルトローテーター用のブラケットに改造して納品ということも12tクラス以上になると多いですね。
詳しくはご相談下さい。

<写真はメーカー純正バケットをブラケット改造したものです>



納品状況
・チルトローテーター X18 DF/S60
・オプション : 自動給脂システム


・グレーディング(法面)バケット GB14-S60



取り付け・セッティング作業
作業は3日間となります。弊社メカニックが最終日に1時間ほど取り扱い説明のレクチャーを行います。



動作確認
実際にお客様に操作して頂きながらレクチャーを行います。整備方法など疑問点は何でもお聞き下さい。





走行姿勢



STEELWRIST製チルトローテーターは360度旋回、左右チルト、油圧ワンタッチが標準仕様で、オプションによりグリッパー(内蔵型グラップル)、自動油圧配管システム(SQ)、チルトローテーター脱着のための油圧ワンタッチ、ジョイスティックでの走行を可能にするバルブ(クローラー限定)などを現場や予算に合わせてカスタマイズが可能となっています。また多様な専用アタッチメントもご用意しております。

当社では、スウェーデン STEEL WRIST社の日本代理店として、各商品機種のセッティングからメンテナンスまで行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。